本日、Unity5.3がリリースされました。
今回のアップデートではVR関連の機能もいろいろアップデートがあったようで
VR学習用のサンプルアプリのリリース(アセットストア)や
VRのチュートリアルページの追加(今回のリリースに合わせてなのか?)、
さらに機能面でもVR対応の向上がされているようなので
さっそくUnity5.3にアップデートしてみました。
リリースノートを確認したところ
VR関連の変更点は以下となっているようです。
・Oculus Runtime は 0.8が必須になった (for Windows)
・ヘッドトラッキングに対応した、スプラッシュスクリーンの追加
・その他バグフィックス
うーん、面白そうな機能追加はないようです。。。
今回のアップデートでのVR関連の目玉はこちらのようです。
サンプルはVR対応したメニューが表示された後
いくつかのサンプルアプリを試すことが可能な構成になっていました。
ちなみにGearVRで試す場合は
以前の記事で紹介した方法で問題なく起動することが出来ました。
さっそくプレイしてみたので
サンプルアプリについて軽く紹介していきます。
【Menu(VR対応)】
最近のVRアプリでは見慣れたUIで構成された
各サンプルアプリへの選択画面です。
ヘッドトラッキングで、カーソル移動が行えて
タッチパッドをホールドし続けることで「決定」という仕様になっていました。
【Flyer】
公式でも記載されてましたが、
昔懐かしの「スターフォックス」タイプのシューティングゲームです。
自機移動はヘッドトラッキングで、途中に出現するアーチを通過することで得点となり
隕石に当たるとダメージとなるようです。
また、タッチパッドのタップで隕石を破壊することが出来るショットが撃てました。
【Maze】
トップダウンビューによるテーブルゲームで
ヘッドトラッキングで向いた場所にダブルタップすると
キャラクターが移動し、砲台によるレーザーに当たることなくゴールすれば
ゲームクリアというシンプルなゲームです。
【Target Gallery】
FPS視点によるシューティングゲームで
ヘッドトラッキングで狙いを定め、
前方に出現する的をタップ操作破壊して得点を競うゲームです。
【Shooter360】
これは、「Target Gallery」の360度の方向に的が出現するタイプのゲームです。
全体的にサンプルアプリとしての完成度が高く、
VR酔いになりにくいタイプのゲームで構成されていたり
各要素においても、いろいろ参考になるところがありそうでした。
(まだ、詳細はほとんど確認してないです。。。)
また、チュートリアル記事もざっと読んだ感じ
ためになりそうなものが多くありそうでした。
個人的には、VR用の解像度変更が以下のように設定するだけで
簡単に切り替えられるようになったのが嬉しい機能追加でした。
VRSettings.renderScale = 0.5f;
他にもいろいろ勉強になりそうなので、
次回以降もこのサンプルアプリについて調査していこうと思います。