新年あけましておめでとうございます。
今年もVR、MRの成長・発展に努めて参ります。
さて、本日はRICOH THETA V2 SDKを試してみた感想を書きたいと思います。
新年早々にRICOH THETAのデベロッパーサイトを覗いたらRICOH THETA V2 SDK v0.0.1が公開されているではありませんか。これは試すしかありません。どうやら2015年の12月22日にリリースされていたようです。気づかなくてごめんなさい。
結論からお伝えするとRICOH THETA V2 SDK v0.0.1は画像関連のAPIのみ対応しています。
なんとライブビュー(mjpeg)表示もサポートされています。
以降はサンプルアプリをいじりながら詳細を解説できればと思います。
サンプルアプリを試す
まずはRICOH THETA V2 SDKをダウンロードしてサンプルアプリをビルドしてみます。
RICOH_THETA_v2_SDK_for_Android.0.1.0.zipをダウンロードして好きな場所に解凍後、フォルダ内に格納されているサンプルプロジェクトをAndroid Studioにインポートします。
※2016年1月5日時点ではv0.0.1です。
アプリのトップ画面はこんな感じです。
なんとライブビュー表示もサポート頂いています。ほんとにv0.0.1ですか?w
shootボタンを押してみましょう。
撮影→プログレス表示(アプリに転送)→プレビューまで確認できます。
プレビュー画面内ではなんとピンチイン/アウトを使った拡大、タッチスワイプによるローテーションまでサポートされています。
また、逆さまに撮った画像の天地補正にも対応しています!
右上のINERTIAとは何でしょうか?日本語に訳すと”慣性”という名詞になります。まさか。。。
そのまさかでした。タッチローテーションに慣性が付加されます!公式アプリと同じにするならweakでしょうか。
トップ画面に戻ります。右上のImage Sizeをタップしてみましょう。
どうやら撮影する写真のサイズを変更できるようです。
サムネイル一覧には動画も表示されているようですがまさか。。。
すみません。高望みしました。動画の閲覧は出来ないようです。将来的にはできるようになるのでしょうか。
ちなみにサムネイルを長押しすると削除できます。
SDKドキュメントを見た雑感
MJpegInputStream!?サンプルアプリのライブビューはbitmap = mMJpegInputStream.readMJpegFrame();でビットマップを取得しているようです。
汎用的で便利ですね。
HttpConnector周りを拝見しましたが、動画関連のAPIは対応されていないようです。
まとめ
RICOH THETA V2 SDK v0.0.1はライブビュー含め画像関連のAPIに対応しています。
プレビュー画面上ではピンチイン/ピンチアウトで拡縮、タッチローテーションに慣性を付加など、v0.0.1とは思えないほど細かい機能が入っています。
動画関連は今後に期待ですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。