皆さまGWのご予定はお決まりですか?
Ricoh ThetaもしくはRicoh Theta Sがあれば旅行の思い出を360°残すことができます。
さて本題ですが、
Tao360をv2.0.1に更新いただくとパフォーマンスの向上の他、
新しい機能が追加されます。
以下はメジャーアップデートの更新内容一覧となります。
- VRビューワーのセットアップ画面を追加
- チュートリアルを追加
- フォルダを指定して検索する機能を追加
- ビデオスフィアとビデオにシークバーを追加
- VRライブビュー画面に撮影ボタンを追加
(RICOH THETA S向け写真撮影機能) - 天頂方向を手動で変更する機能を追加
- 歪み補正のロジックを完全Google cardboard互換に変更
(Cardboard sdk v0.7.0対応) - パフォーマンスの向上
本ブログではVRビューワーのセットアップに関して重点的に解説できればと思っております。
今回追加した機能の詳細はTao360の説明ページをご参照ください。
VRビューワーとは?
Google Cardboardなど、顔に装着、固定せずにVR体験する簡易ビューワーのことです。
※本ブログ上での意味合いです。
VRビューワーのセットアップ画面を追加した理由
本来、正しいVR体験をしていただくためにはご利用されているVRビューワーのレンズ歪みやレンズ間の距離、スマホのスクリーンからレンズまでの距離など、
VRビューワーの設計に合わせてアプリ側の画面を最適化しなければなりません。
参考までに代表的なVRビューワーでセットアップした時の画面をキャプチャします。
Nexus6スマホ上でCardboard V1のビューワーパラメーターをセットした場合
Nexus6スマホ上でView-Master ® VR Viewerのビューワーパラメーターをセットした場合
2種類のセットアップ方法を用意
お手持ちのスマホとVRビューワーでベストなVR体験をしていただくために2種類のセットアップ方法を用意しました。
- Google Cardboard 公式アプリでセットアップ
- VRビューワー一覧から選択
Google Cardboard 公式アプリでセットアップ
Cardboard公式アプリで提供されているセットアップ方法で、
お手持ちのVRビューワーに印刷されているQRコードをCardboardアプリ内のカメラで読み取る方法です。
※QRコードが付いていないビューワーをお持ちの方は次項の「VRビューワー一覧から選択」をご参照ください。
以下は公式アプリを使ったセットアップの流れです。
(Cardboard公式アプリがインストールされていなかった場合)
QRコードの読み取りが成功した時点でセットアップが完了です。
外部ストレージにビューワーパラメーターが保存され、
Google Cardboardの仕様に準拠しているアプリはそのパラメーターを元に画面を最適化します。
VRビューワー一覧から選択
QRコードが配布されていないVRビューワーをお持ちの方や、
QRコードの読み取りがうまくいかない方、
カメラを搭載していないスマホをお持ちの方向けに用意した機能です。
以下がセットアップの流れとなります。
該当するVRビューワーをお持ちでない方は「Cardboard V1」を選択いただくと綺麗に見えることが多いです。
(2015年にリリースされているカジュアルVRビューワーはCardboard V1の設計に近いものが多いため)
まだ登録しているVRビューワーは少ないですが、
随時追加していければと思っております。
アプリのダウンロード
Google Playより無料でダウンロードできます。
今後も実際にご利用されている方の意見を取り入れ、
更新していきますのでよろしくお願いします。