現在、非常にたくさんの種類の格安SIMがあります。
本記事では、数ある格安SIMの中で料金・通信速度・キャンペーンなどを総合的に評価し、おすすめの格安SIMをまとめています。
おすすめ格安SIM、比較一覧表
おすすめ格安SIM | 料金 | 特典 | 通信速度 | 繋がりや すさ |
サービス | サポート | |
楽天 モバイル |
|||||||
LINEMO | |||||||
mineo | |||||||
4 | Y!mobile | ||||||
5 | ahamo | ||||||
6 | UQ mobile |
||||||
7 | IIJmio | ||||||
8 | nuro モバイル |
||||||
9 | povo2.0 | ||||||
※参考 | ドコモ |
- 料金・・・月額料金や通話定額オプションなどを含め、トータルのコスパの良さ
- 特典・・・キャッシュバック(ポイント還元)や各種割引、その他様々な特典の良さ
- 通信速度・・・平均速度に加え、回線混雑時の速度低下の有無
- 繋がりやすさ・・・エリアの広さ、地下や建物内での繋がりやすさ
- サービス・・・データ繰り越しや留守電等の通話オプション、その他ユーザーにとって便利な機能の充実度
- サポート・・・ショップ等でのサポートが可能か、オンライン専用か
格安SIMを選ぶ上では、特に自分が何を重視するかが重要です。
料金・特典を含めたコスパの良さで選ぶのも良いですし、通信速度や繋がりやすさといった通信品質で選ぶのも良いでしょう。
また上記表で△マークが多いからといって、おすすめしないというわけではありませんし、順位が低いからといって避けるべきというわけではありません。
たとえばmineoは特典・通信速度・サポートを△としていますが、それでも3番目におすすめ。mineoには他社にはない便利な機能(パケット放題Plus等)がある為、用途によってはもっともコスパ・使い勝手が良くなる場合がある為です。
他にも自宅で光回線を使っている場合はスマホとセット割と適用できるY!mobileやUQmobileを選んだ方が良いなどもあるので、自分の環境・希望に合ったものから選ぶようにしましょう。
格安SIMのおすすめランキング
楽天モバイル |
・月額料金の安さと特典のお得度はトップクラス ・データ容量無制限で3,278円 ・端末代大幅割引あり、iPhoneは全キャリア最安 ・国内通話もオプションなしで無料かけ放題 |
公式サイト |
LINEMO |
・ソフトバンクのオンライン専用ブランド ・ソフトバンクと同等の安定した高速通信 ・3GB990円と料金の安さも◯ ・特典利用でかなりお得、LINEもデータフリー |
公式サイト |
mineo |
・20GBで2,178円と月額料金が安い ・最大1.5Mbpsでのデータ通信が使い放題 ・他社にはない便利・お得なサービスが充実 ・音声通話専用スマホとしても最適 |
公式サイト |
Y!mobile |
・ソフトバンクのサブブランドで通信品質◎ ・家族割や光回線とのセット割あり ・特に光回線ユーザーはかなりお得 ・データ繰り越しなどサービス面も充実 |
公式サイト |
ahamo |
・ドコモのオンライン専用ブランド ・ドコモと同等の安定した高速通信 ・110GB(4,950円)とヘビーユーザーにも◎ ・海外でも手続きなしでそのまま利用可 |
公式サイト |
総合的に見ると、現在は楽天モバイルが一つ頭抜けた感じでおすすめ。
料金が安いだけでなく、キャリアならではの通信速度の速さ、楽天という強いバックグラウンドから来る特典の良さから、総合的に見て優れています。
ただ通信速度の速さを重視するならキャリアのオンライン専用ブランドやサブブランド、光回線を使うならサブブランドとセットで使うのがおすすめとなるなど、それぞれの状況・希望によっても変わるので自分に合ったものを選ぶことが大切です。
【ランキング順】格安SIM各社の料金・特典・回線品質・評判を詳しく解説
ではここからは、おすすめの格安SIMについて、それぞれランキング順に詳しく解説していきます。
商品 | 公式 | 月額料金 | 回線 | 通信 品質 |
特典 | 割引 | 契約 期間 |
通話定額 | 事務 手数料 |
制限時 速度 |
データ 繰越 |
5G 対応 |
eSIM | MNP ワンス トップ |
節約 モード |
支払方法 | データ 追加料 |
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〜3GB | 4〜 5GB |
6〜 10GB |
11〜 20GB |
21GB〜 | クレカ | 口座 振替 |
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楽天モバイル | 公式 | 【3GB】 1,078円 |
– | – | 【20GB】 2,178円 |
【無制限】 3,278円 |
楽天 | ◯ | ◎ | 家族割 | なし | 国内通話 無料 |
0円 | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | – |
LINEMO | 公式 | 【3GB】 990円 |
– | 【10GB】 2,090円 |
– | 【30GB】 2,970円 通話定額込 |
ソフトバンク | ◎ | ◯ | – | なし | 【5分以内】 0円〜550円 【かけ放題】 1,100円〜1,650円 |
0円 | 300kbps または 1Mbps |
× | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | 【1GB】 550円 |
mineo | 公式 | 【1GB】 1,298円 |
【5GB】 1,518円 |
【10GB】 1,958円 |
【20GB】 2,178円 |
【無制限】 250〜 2,200円 ※速度に制限 |
ドコモ au ソフトバンク |
△ | △ | 光セット割 家族割 |
なし | 【10分以内】 550円 【かけ放題】 1,210円 |
3,740円 | 200kbps または 1Mbps |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | 【0.1GB】 55円 |
Y!mobile | 公式 | – | 【4GB】 1,078円〜 2,365円 |
– | 【20GB】 2,178円〜 4,015円 |
【30GB】 3,278円〜 5,115円 |
ソフトバンク | ◎ | ◯ | 光セット割 家族割 |
なし | 【10分以内】 880円 【かけ放題】 1,980円 |
0円 | 300kbps または 1Mbps |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | 【0.5GB】 550円 |
ahamo | 公式 | – | – | – | – | 【30GB】 2,970円 【110GB】 4,950円 通話定額込 |
ドコモ |
◎ | △ | – | なし | 【5分以内】 0円 【かけ放題】 1,100円 |
0円 | 1Mbps | × | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | 【1GB】 550円 |
UQ mobile | 公式 | – | 【4GB】 1,078円〜 2,365円 |
【15GB】 2,178円〜 3,465円 |
【30GB】 3,278円 通話定額込 |
au |
◎ | ◯ | 光セット割 家族割 |
なし | 【10分以内】 880円 【かけ放題】 1,980円 |
0円 | 300kbps または 1Mbps |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | 【0.5GB】 550円 |
|
IIJmio | 公式 | 【2GB】 850円 |
【5GB】 990円 |
【10GB】 1,500円 |
【15GB】 1,800円 【20GB】 2,000円 |
【30GB】 2,700円 【40GB】 3,300円 【50GB】 3,900円 |
ドコモ au |
△ | ◯ | 光セット割 | なし | 【5分以内】 500円 【10分以内】 700円 【かけ放題】 1,400円 |
3,520円〜 | 300kbps | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × | 【1GB】 220円 |
nuroモバイル | 公式 | 【3GB】 792円 |
【5GB】 990円 |
【10GB】 1,485円 |
【15GB】 1,790円 【20GB】 2,699円 |
【40GB】 3,980円 |
ドコモ au ソフトバンク |
△ | ◯ | 光セット割 | なし | 【5分以内】 490円 【10分以内】 880円 【かけ放題】 1,430円 |
3,740円 | 300kbps または 1Mbps |
◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × | 【1GB】 550円 |
povo2.0 | 公式 | 【3GB】 990円 |
– | – | 【20GB】 2,700円 |
【60GB】 6,490円 【150GB】 12,980円 |
au | ◎ | △ | – | なし | 【5分以内】 550円 【かけ放題】 1,650円 |
0円 | 128kbps | × | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | 【1GB】 390円 (7日間 有効) |
楽天モバイル
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
データ無制限で 3,278円 |
30〜100Mbps 時間帯関係なく良好 |
地下・建物内で 若干繋がりにくい |
特典 | サポート | サービス充実 |
iPhone最安 ポイント還元大 |
店舗・家電量販店での サポート可 |
留守電・割込通話無料 テザリング無制限 |
通話定額 | eSIM | MNPワンストップ |
オプションなしで無料 |
利用可 |
利用可 |
基本料金 | 1,078円/〜3GB 2,178円/3〜20GB 3,278円/20GB〜無制限 ※使った容量に応じて料金が変動 |
家族割 | 家族全員 △110円/月 |
通話料 通話定額 |
【専用アプリ利用時】 オプションなしで国内通話無料 【OS標準アプリ利用時】 15分以内無料:1,100円 |
事務手数料 | 無料 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 楽天ポイント |
第4のキャリアとして登場した楽天モバイル。
サービス開始当初は繋がりにくさがあったものの、現在は通信速度・繋がりやすさが大幅に改善したとともに、パートナー回線の利用上限が5GBから無制限になり、使い勝手は非常に向上しています。
月額料金の安さだけでなく、特典がトップクラスに充実している為、お得度としてはNo.1。全通信会社で最もおすすめです。
- MNPで12,000ポイントプレゼント
- 端末代最大20,000円割引
- iPhoneの実質価格は全キャリア+Apple Storeで最安
- 楽天市場でのポイント還元率アップ(+4倍)
- 友人・家族を紹介で7,000ポイントプレゼント
- NBA・野球(パ・リーグ)が無料で見放題
- 月額料金が格安の上、特典充実でコスパ◎
- 国内通話が有料オプションなしで無料
- データ通信が無制限で利用可能
- iPhone含め、スマホが安く購入できる
- 事務手数料0円
- 楽天ポイントがかなり貯まりやすくなる
- iPhoneをできるだけ安く購入したい人
- 通信速度も速い
- 3大キャリアに比べて、地下や建物内で繋がりにくい場合がある
- 無料通話は専用アプリ時のみ、OS標準アプリを利用すると通話料有料
- 専用アプリでの通話品質は、OS標準アプリに比べると若干劣る
良い口コミ
- 繋がらないところはほぼなく安定して使える、料金を考えたらベスト
- 無制限で安く使えるのは楽天モバイル唯一なのでありがたい
- 楽天市場でよく買い物するから、ポイントで実質0円で使えてる
- 新キャリアとして参戦したことがスマホ代が下がった要因だと思うので、応援してる
悪い口コミ
- 地下で繋がらないところがあった(ドコモの時は繋がった)
- 大手キャリアに比べると速度が遅いけど料金を考えたらまあ仕方ないかなと
- 5Gにあまり繋がらない
他キャリアよりも基地局が少ない? - Rakuten Linkが使いにくい
LINEMO
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
3GB:990円 10GB:2,090円 30GB:2,970円 |
30〜200Mbps 時間帯関係なく安定 |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
PayPay還元 LINEギガフリー |
サポートは オンラインのみ |
割込通話利用不可 端末購入不可 |
通話定額 | eSIM | MNPワンストップ |
5分以内550円 |
利用可 |
利用可 |
基本料金 | ベストプラン(1段階):990円/〜3GB ベストプラン(2段階):2,090円/〜10GB ベストプランV:2,970円/20GB |
通話料 通話定額 |
ベストプラン 5分以内:550円 かけ放題:1,650円 ベストプランV 5分以内:0円 かけ放題:1,110円 |
事務手数料 | 無料 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
ソフトバンクのオンライン専用ブランドであるLINEMO。
料金が安いだ上、キャリアが運営しているだけあって通信品質に優れているので、通信速度や快適性を重視する人におすすめです。
LINEがデータ消費なしで使える、PayPayポイント還元があるなど、特典面もこの料金帯のスマホとしてはかなり優れている為、コスパも非常に良いです。
- ベストプラン契約(新規・MNP)で6ヶ月の料金分をPayPayポイント還元
- ベストプランV契約(MNP)で6ヶ月の料金分をPayPayポイント還元
- LINE利用時のデータ消費なし(ビデオ通話も可)
- LINEのスタンプ使い放題(スマホプラン利用時のみ)
- 5分以内の国内通話定額オプションが7ヶ月間無料
- LINE MUSICが6ヶ月間無料
- 通信速度が速く、平日昼も快適に利用できる
- データ容量を使い切った後も最大1Mbpsでの通信が可能(スマホプラン)
- LINE利用時のデータ消費がない
- 特典・キャンペーンが充実している
- 事務手数料0円
- データ繰り越しがない
- 割込通話(キャッチホン)の利用不可
- ソフトバンクやY!mobileからの乗り換えだとキャンペーンの利用ができない
- サポートがオンラインのみ
良い口コミ
- 料金は安いのに格安SIMのように速度が遅くなることない
- PayPayをよく使うので、ポイント還元はありがたい
- 3GB990円は他の格安SIMと同程度。MVNOよりも安心感があるのでおすすめ。
- よくビデオ通話するからLINE使い放題は意外と便利
悪い口コミ
- ソフトバンク回線ならではの遅さを感じることがある、ドコモの方が良い
- 店舗で相談できないのが意外と不便
- 20GB以上使いたいが20GBまでのプランしかない、かといってメインブランドのソフトバンクは高すぎる
- スマホの購入ができない
mineo
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
5GB:1,518円 20GB:2,178円 |
回線混雑時に 速度低下あり |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
端末代割引 通話定額割引等 |
店舗少 基本オンラインのみ |
他社にはない 便利な機能が豊富 |
5G | eSIM | MNPワンストップ |
対応済み |
利用可 |
利用可 |
月額料金 (マイピタ) ※データ容量固定 |
1,298円/1GB 1,518円/5GB 1,958円/10GB 2,178円/20GB |
月額料金 (マイそく) ※最大通信速度固定 |
2,200円/最大3Mbps 990円/最大1.5Mbps 660円/最大300kbps 250円/最大32kbps |
光回線セット割 (eo光) |
ネット料金から 月330円割引 |
家族割 | 1〜2回線目:△55円 3回線目〜:△165円 |
通話料 通話定額 |
10分以内無料:550円 かけ放題:1,210円 10分パック:110円 |
事務手数料 | 契約手数料:3,300円 SIM発行料:440円 |
支払方法 | クレジットカード |
MVNO(キャリアから通信回線を借り受け、通信サービスを提供)の格安SIMであるmineo。
サブブランドやオンライン専用ブランドに比べて、通信速度は遅く、回線が混雑する時間帯(特に平日12時台)の速度低下があるというデメリットをもっています。
しかし代わりに、料金・サービス面でお得なのがmineo。
mineoは小容量のプランは高いものの、20GBのプランが安い上、最大1.5Mbpsの低速モードが使い放題(動画視聴も可)となるオプションや、データ容量を無期限で貯めておけるオプションなどがあり、うまくオプションを組み合わせて使うことで月額料金以上にお得に、そして快適に使えるようになります。
他社にはない便利なオプションのおかげで格安SIMの中でもトップクラスの人気。一度しっかり確認してみてほしい格安SIMです。
- パケット放題Plus・・・低速モード時の通信速度が最大1.5Mbps(月385円、10GB以上のプラン利用時は無料)
- 夜間フリー・・・毎日22時半〜7時半までの間、データ容量の消費なしで高速モード状態で通信が使い放題(月990円)
- 広告フリー・・・広告によるデータ消費なし(無料)
- パスケット・・・好きなデータ容量を無期限に貯めておける(月110円)
- フリータンク・・・余ったデータ容量を全国のユーザー同士でシェア
- 他社にはない、便利なオプションが豊富
- 速度が制限(最大3Mbps)される代わりに無制限で使えるプランあり(マイそく)
- 通話定額オプションが安い、マイそくのスーパーライトと合わせて音声通話専用スマホとしても◎
- パケット放題Plus利用で実質使い放題
- 小容量(1〜5GB)の料金が高い
- 通信速度がサブブランドなどに比べて遅い
- 平日昼に速度が低下する
- 支払い方法がクレジットカードのみ
良い口コミ
- 20GBが2,000円程度で使えるのでスマホ代が安くなった
- 家族でデータ容量をシェアできるのが便利
- パケット放題Plusはかなり便利、たぶん月20GB以上は節約できてる
悪い口コミ
- 普段は良いが、昼間に何もできなくくらい遅くなることがある
- 遅い、ストレスを感じる
- 5GBの料金が高すぎるので他社にかえた
Y!mobile
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
4GB:1,078円〜 20GB:2,178円〜 |
30〜200Mbps 時間帯関係なく安定 |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
端末代割引 PayPayポイント還元 |
店舗・家電量販店での サポート可 |
留守電・割込通話可 データ繰り越し可 |
通話定額 | eSIM | MNPワンストップ |
10分以内880円 |
利用可 |
利用可 |
基本料金 | S:2,365円/4GB M:4,015円/20GB L:5,115円/30GB |
割引後料金 | S:1,078円〜/4GB M:2,178円〜/20GB L:3,278円〜/30GB |
光回線セット割 (ソフトバンク光) |
最大△1,650円/月 ※家族割との併用不可 |
家族割 | 1回線目:割引なし 2回線〜:△1,100円/月 ※光回線セット割併用不可 |
通話料 通話定額 |
10分以内:880円 かけ放題:1,980円 |
事務手数料 | オンライン:無料 店舗:3,850円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
ソフトバンクのサブブランドであるY!mobile。
正直言って基本料金自体は高いですが、光回線(ソフトバンク光)とセットで使うことで格安で使うことが可能となります。
サブブランドなだけあって、通信品質はトップレベルだし、データ繰り越しなどのサービスも充実。割引後の料金でここまで機能が優れているものは他にありません。
もし光回線を使っているなら、ソフトバンク光とY!mobileのセットで使うのが最もおすすめです。
- スマホ購入時に割引(1〜4万円)
- SIMのみ契約で最大20,000円相当のPayPayポイント
- LYPプレミアム(LINEスタンプ使い放題など)が無料
- データ増量オプションが6ヶ月無料
- 光回線とのセット割で他社格安並の料金で利用できる
- 通信速度が速く、平日昼も快適に利用できる
- データ繰り越し可
- データ容量を使い切った後も最大1Mbpsでの通信が可能(M/Lプラン)
- 特典・キャンペーンが充実している
- 事務手数料0円(オンライン契約)
- 店舗でのサポートも可
- 割引を適用できない場合の料金が高い
- ソフトバンクやLINEMOからの乗り換えだとキャンペーンの利用ができない
- データ容量が30GBまでしかない
- 最新端末(iPhone15等)の購入ができない
良い口コミ
- ソフトバンクよりかなり安いのに、通信速度も速くて劣るところが見当たらない
- 使ったことはないが、店舗がたくさんあるので安心感がある
- PayPayユーザーはかなりお得になるのでおすすめ
- データ容量を使い切っても1Mbpsなのでそこそこ使える
悪い口コミ
- 家族割だと1回線は高い料金で使わなきゃならない
- 家族間通話は有料だし、通話定額オプションも他の格安SIMに比べて高い
- ショッピングセンターでしつこく勧誘された
- データ容量が足りない
ahamo
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
30〜200Mbps 時間帯関係なく安定 |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
端末同時 購入で割引 |
問い合わせは 基本チャット |
留守電・割込通話不可 データ繰越不可 |
通話定額 | eSIM | MNPワンストップ |
5分以内無料 |
利用可 |
利用可 |
基本料金 | 2,970円/20GB 4,950円/100GB (5分以内の通話無料込み) |
通話料 通話定額 |
5分以内:0円 かけ放題:1,100円 |
事務手数料 | 無料 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
ドコモのオンライン専用プランであるahamo。
安い料金でありながら回線はドコモのメインブランドと同じで、通信品質(通信速度や安定性)はかなり優秀。
他の格安SIMのように速度の遅さに悩まされることがないというメリットがあります。
数GBのプランがない為、ライトユーザーにはおすすめできませんが、そこそこ使うかつ速度重視の人にはおすすめです。
- MNPで端末代が最大44,000円割引(5G WELCOM割)
- ディズニープラスが最大6ヶ月間無料
- 抽選でAmazonギフトプレゼント等
- 通信速度が速く、平日昼も快適に利用できる
- データ容量を使い切った後も最大1Mbpsでの通信が可能
- 110GBがある為、ヘビーユーザーにも◎
- 海外でも追加料金・手続きなしで利用できる
- 事務手数料0円
- データ繰り越しがない
- 留守電・電話転送・割込通話(キャッチホン)の利用不可
- 通話定額を外すことはできない
- サポートは基本オンラインのみ、ショップ利用は1回3,300円かかる
良い口コミ
- 速度は速いし、料金も安いのでドコモから変えてよかった
- 5分以内の通話料が無料も含めたら、他のキャリアの格安プランよりも安い
- 海外でもそのまま使えるのが便利
- 格安SIMは不安だけど、ahamoはドコモなので安心して使える
悪い口コミ
- 20GBもいらないけど、選べるプランがないのが困る
- LINE通話しか使わないから、通話定額を外したい
- 20GBは足りないけど100GBは多すぎる
- データ繰り越しできないのが残念
UQ mobile
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
4GB:1,078円〜 15GB:2,178円〜 |
30〜200Mbps 時間帯関係なく安定 |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
端末代割引 PayPayポイント還元 |
店舗・家電量販店での サポート可 |
留守電・割込通話可 データ繰り越し可 |
通話定額 | eSIM | MNPワンストップ |
10分以内880円 |
利用可 |
利用可 |
料金 | 4GB:1,078円〜2,365円 15GB:2,178円〜3,465円 30GB+通話定額:3,278円 |
光回線セット割 (auひかりなど) |
△1,100円/月 ※家族割との併用不可 |
家族割 | △550円/月 ※光回線セット割併用不可 |
通話料 通話定額 |
10分以内:880円 かけ放題:1,980円 |
事務手数料 | オンライン:無料 店舗:3,850円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
auのサブブランドであるUQ mobile。
Y!mobileとは違い、基本料金は高いが光回線とのセット割等で安くなる料金プラン(4GB・15GB)と、割引なしでも安い料金で使える通話定額とセットになったプラン(30GB)があります。
サブブランドなだけあって、通信品質はトップレベルだし、データ繰り越しなどのサービスも充実。
auひかりやビッグローブ光などの光回線だけでなく、WiMAXなどもセット割対象となる為、これらと使う人はUQ mobile一択です。
- データ増量オプションⅡが7ヶ月間無料
- スマホが最大22,000円割引
- SIMのみ契約で最大20,000円相当のau Pay残高還元
- エンタメサービスが一定期間無料
- 光回線とのセット割で他社格安並の料金で利用できる
- 通信速度が速く、平日昼も快適に利用できる
- データ繰り越し可
- データ容量を使い切った後も最大1Mbpsでの通信が可能(4Gプランは300kbps)
- 特典・キャンペーンが充実している
- 店舗でのサポートも可
- 光回線セット割を適用できないと他社より割高
- データ容量が30GBまで
- auやpovo2.0からの乗り換えだとキャンペーンの利用ができない
- 最新端末(iPhone15等)の購入ができない
良い口コミ
- キャリアよりも安くて、ネットも快適に見れるが良い
- 光回線使っていないけど、コミコミプランで安く使えるのが良い
- 使い切っても1Mbpsでそこそこ使えるのが良い
悪い口コミ
- セット割適用できるが15GBプランまで、正直足りない
- 他の格安SIMよりも高い
- Y!mobileなら同じ料金で5GB多く使える
- 通話定額が高い
IIJmio
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
5GB:990円 20GB:2,000円 |
回線混雑時に 速度低下あり |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
端末代割引 通話定額割引等 |
店舗なし オンラインのみ |
データ繰り越し可 データ専用SIMあり等 |
5G | eSIM | MNPワンストップ |
対応済み |
利用可 |
利用不可 |
基本料金 | 850円/2GB 990円/5GB 1,500円/10GB 1,800円/15GB 2,000円/20GB 2,700円/30GB 3,300円/40GB 3,900円/50GB |
通話料 通話定額 |
5分以内:500円 10分以内:700円 かけ放題:1,400円 |
事務手数料 | 初期費用:3,300円 SIM発行手数料:220円〜 |
支払方法 | クレジットカード |
MVNO(キャリアから通信回線を借り受け、通信サービスを提供)の格安SIMであるIIJmio。MVNO格安SIMの中でシェアNo.1です。
サブブランドやオンライン専用ブランドに比べて、通信速度は遅かったり、回線が混雑する時間帯(特に平日12時台)の速度低下があります。
ただその分料金は格安。IIJmioはMVNOタイプの中でも特に料金が安く、通信費を抑えたい人には一番おすすめです。
- MNPで端末最大85,780円割引、980円端末あり
- 通話定額オプションが6ヶ月間410円割引
- 6ヶ月間、5GB増量
- 基本料金が格安SIMの中でもトップクラスに安い
- 通話定額やデータ容量追加オプションも安い
- MVNO格安SIMシェアNo.1の安心感
- データ繰り越し可
- 低速モードでもバースト機能があるので読み込みが速い
- データ専用SIMも選択可
- 通信速度がサブブランドなどに比べて遅い
- 平日昼に速度低下あり
- 低速モードにも利用制限あり
- サポートがオンラインのみ
- 30GB以上のプランは割高
良い口コミ
- とにかく安い、プランもたくさんあるので好きな容量を選べる
- キャンペーンでお得に利用できた
- データ繰り越しできるので、貯めておいていざという時にたくさん使える
- 自分としては十分な速度、料金考えたら満足
悪い口コミ
- 遅いと感じることがたまにある、平日昼は使い物にならないこともある
- 20GBまでしか使えない
- スマホ安く変えたし、子供用には十分だと感じる
nuroモバイル
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
5GB:990円 20GB:2,699円 |
回線混雑時に 速度低下あり |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
キャッシュバック 月額料金割引 |
店舗なし オンラインのみ |
データ繰り越し可 節約モードあり等 |
5G | eSIM | MNPワンストップ |
対応済み |
利用可 |
利用不可 |
基本料金 | 792円/3GB 990円/5GB 1,485円/10GB 1,790円/15GB 2,699円/20GB 3,980円/40GB |
通話料 通話定額 |
5分以内:490円 10分以内:880円 かけ放題:1,430円 |
事務手数料 | 登録手数料:3,300円 SIM発行手数料:440円 |
支払方法 | クレジットカード |
MVNO(キャリアから通信回線を借り受け、通信サービスを提供)の格安SIMであるnuroモバイル。
15GBまでのプランは通信速度が遅かったり、平日昼に速度低下がおきる代わりに、安い料金で利用できます。
一方、20GBのプランは他社よりも多少高くなるものの、通信速度が速い専用の帯域を利用できる為、平日昼でも快適に利用することができます。
nuroモバイルのは「Gigaプラス」という3ヶ月ごとにデータ容量が無料で貰える特典があり、かなりお得に利用できるというメリットがあります。
- Gigaプラスで3ヶ月毎にデータ容量が無料で追加(毎回手続きが必要)
- 3,300円キャッシュバック
- 基本料金が格安SIMの中でもトップクラスに安い
- Gigaプラスで実質的に使えるデータ容量が増える
- データ繰り越し可
- 低速モードでもバースト機能があるので読み込みが速い
- データ専用SIMも選択可
- 通信速度が遅い
- 平日昼に速度低下あり
- サポートがオンラインのみ
- 20GB以上のプランは割高
良い口コミ
- 通話定額に入るほどではない自分にとって、通話料が他より半額なのがありがたい
- 5Gに繋がるとかなり速くて快適に使える
- 料金とGigaプラスでコスパは抜群だと思う
悪い口コミ
- めちゃくちゃ遅くて全く使い物にならないことが割とある
- NEOプランなのに思ったより速度がでない
- Gigaプラスの手続きを毎回しなければならないのが面倒
- キャッシュバックの手続きを忘れて貰えなかった
povo2.0
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
3GB:990円 20GB:2,700円 |
30〜100Mbps 時間帯関係なく安定 |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
au Pay還元等 トッピング購入が条件 |
サポートは オンラインのみ |
留守電・割込通話不可 制限時速度128kbps |
通話定額 | eSIM | MNPワンストップ |
5分以内550円 |
利用可 |
利用可 |
基本料金 | 0円 |
トッピング (有効期間) |
データ使い放題(24時間):330円 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 60GB(60日間):6,490円 150GB(150日間):12,980円 ※その他期間限定トッピングあり |
通話料 通話定額 |
5分以内:550円 かけ放題:1,650円 |
事務手数料 | 無料 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
auのオンライン専用プランであるpovo2.0。他社とは違い、基本料金が0円で好きなデータ容量などをトッピングして使う一風変わった格安SIMです。
通信品質が良く、使いたいタイミングでデータ容量を追加できるなど自由度が高いのが大きなメリットで、サブ回線やタブレット用回線、音声通話専用回線としても便利に使うことができます。
- MNPで最大10,000円相当のau Pay還元(24,000円以上)
で販売されているトッピング利用時) - 1GBトッピング実質無料
- 新規契約時にデータ容量プレゼント(キャンペーンコード入力が必要)
- 通信速度が速く、平日昼も快適に利用できる
- 基本料金0円、全格安SIMの中で最安の維持費
- データ容量まとめ買いでかなり安くなる
- 事務手数料0円
- データ繰り越しがない、トッピングには有効期間があり過ぎると消滅
- データ容量を使い切ると128kbps以下となりほぼ使えない
- 留守電・電話転送・割込通話(キャッチホン)の利用不可
- サポートは基本オンラインのみ
- データ容量は20GBまで、それを超えるとかなり割高
良い口コミ
- auよりも安く使える
- 使う頻度が安定しないタブレット用のSIMには最適、基本0円はありがたい
- 24時間データ使い放題は、たまにだけど約に立つ
- 基本料0円なのでいざという時のサブ回線として保有
悪い口コミ
- トッピングを使い切ると遅すぎて追加が必要、他社を使ってた時よりもなんだかんだで高くなった
- 使いすぎて1ヶ月あたりの通信費が高くなったり、節約しすぎて有効期限を過ぎることがある
- UQ mobileから乗り換えたけど遅くなったと感じる
ケース別、おすすめ格安SIMの選び方
最もベストな格安SIMは人それぞれ。
ここからは、ケース別に格安SIMの選び方、そしておすすめを解説していきます。
iPhoneなど最新スマホをセットで購入したい
回線契約とセットでiPhoneを購入したいのであれば、楽天モバイルがおすすめ。
iPhone16など最新iPhoneとセットで購入できるのは、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアメインブランドを除くと楽天モバイルとahamoのみですが、楽天モバイルが最も安く購入できる為です。
光回線とセットでお得に使いたい
光回線ユーザーは圧倒的にサブブランド(Y!mobile・UQ mobile)がおすすめ。
ahamoなどのオンライン専用ブランド同様に通信速度などの回線品質は◎、それでいて料金はさらに安く、データ繰り越しなどの機能も充実。
光回線とのセット割が適用できるのであれば、他社を圧倒します。
Y!mobileとUQmobileのいずれにするかは使っている回線で選ぶのが良いですが、使いたい方に合わせて光回線等を選ぶのもあり。
光回線を選ぶことが可能ならば、より安く使えるY!mobile(20GBプランがUQmobileの15GBプランと同じ)とソフトバンク光のセットがおすすめです。
【Y!mobile対象回線】
- ソフトバンク光
【UQ mobile対象回線】
- 光回線・・・au ひかり・ビッグローブ光・So-net光・@nifty光・@T COM (アットティーコム)ヒカリ・ひかりゆいまーる・ひかりJ・auひかり ちゅら・コミュファ光・eo光・Pikara[ピカラ光]・メガエッグ・BBIQ
- ケーブルテレビ・・・J:COM・提携先ケーブルテレビ
- ホームルーター・・・au ホームルーター 5G(ホームルータープラン)、WiMAX +5G、WiMAX 2+
- モバイルWiFi・・・WiMAX +5G、WiMAX 2+
クレジットカードではなく口座振替で支払いをしたい
口座振替が可能なのは楽天モバイルを含めたキャリア、キャリアのオンラインブランド、サブブランドです。
MVNOタイプの格安SIMはほぼクレジットカードのみの支払いとなります。
音声通話専用として持ちたい
最安プランに、5分以内無料、10分以内無料、時間制限なしのかけ放題を組み合わせた場合の料金表は以下の通り。
5分以内無料 | 10分以内無料 | かけ放題 | |
mineo マイそくスーパーライト 基本料250円 |
– | 800円 | 1,460円 |
povo2.0 データトッピングなし 基本料0円 |
550円 | – | 1,650円 |
IIJmio 2GBプラン 850円 |
1,350円 | 1,550円 | 2,250円 |
おすすめはmineo。基本料金が250円のプランがあり、10分以上の通話無料をつける場合に最も安い料金で使うことができます。
5分以内でも良いのであればpovo2.0の方が安くなりますが、5分は意外と短く、オーバーして逆に高くなってしまうこともある点に注意が必要。
IIJmioはこの中だと高いものの、2GBのデータ容量つき。LINEやSNSなど使うなど、少しはデータ容量が必要な場合はおすすめです。
格安SIMとは?
格安SIMとは、これまで主流だったドコモ・au・ソフトバンクよりも安い料金で提供されている通信サービスのことをいいます。
従来はキャリアから通信回線を借り受けて通信サービスを提供しているMVNOを格安SIMとして言われていましたが、現在は新キャリアの楽天モバイルや3大キャリアのオンライン専用ブランドやサブブランドも含まれます。
MVNO・・・仮想移動体通信事業者の略。自社回線を持つキャリア(移動体通信事業者)から通信回線を借り受け、サービスを提供している。
キャリアに比べて料金が安い反面、回線枠が少なく通信速度が遅い、回線が混雑する時間帯での速度低下が起こりやすい、大容量プランがないといったデメリットがある。
格安SIMのデメリット
ここまで紹介してきた通り様々なおすすめの格安SIMがありますが、キャリアから乗り換える前にあらためて知っておかなければいけないデメリットもあります。
- 通信速度が遅く不安定(MVNOの格安SIM)
- 無制限プランがない(楽天モバイル除く)
- キャリアに比べて使えない機能がある
- 最新端末が購入できない(楽天モバイル除く)
- 支払い方法が限定される(MVNOの格安SIM)
- 店舗がない・少ない(楽天モバイル・サブブランド除く)
- キャリア決済が使えない
- 最新端末が使えない
通信速度が遅く、不安定(MVNOの格安SIM)
「格安SIM=通信速度が遅い」というのは間違い。現在はキャリアのオンライン専用ブランドなどもでて、キャリア同等の通信速度、そして安定性を兼ね備えた格安SIMもたくさんあります。
ただキャリアから回線を借りて通信サービスを提供しているMVNOの格安SIM(mineo、IIJmio、nuroモバイルなど)は、まだまだ遅いのも事実。
特に回線が混雑する時間帯での速度低下は著しく、快適性という点ではどうしても劣ります。
MVNOの格安SIMはその代わりに料金が特に安いというメリットがありますが、快適性を重視するのであれば、新キャリアの楽天モバイルやキャリアのオンライン専用ブランド、サブブランドから選ぶことを推奨します。
無制限プランがない(楽天モバイル除く)
データ容量無制限のプランがあるのは、格安SIMの中だと楽天モバイルだけ。
格安SIMは20〜30GBが上限であることが多く、中には30GBを超えるデータ容量のプランがある格安SIMもあるものの割高で、料金の優位性がなくなってしまいます。
月20GB以内で足りるユーザーであれば選択肢は多いですが、それを超えると選択肢がなくなってしまうというデメリットがあります。
キャリアに比べて使えない機能がある
機能面で見ると、それぞれ以下の使えないものがあります。
- オンライン専用ブランド・・・データ繰り越しがない、留守電などの通話オプションが使えない、キャリアメールがない
- MVNO・・・キャリアメールがない、LINEの年齢認証ができない(一部MVNOは可)、APN設定が必要、eSIMが未対応なところもある、海外でのデータ通信は未対応なところがほとんど
サブブランドや楽天モバイルは概ね3大キャリアと同じ用に使えますが、サブブランドは割引なしだと料金が高い、楽天モバイルは他の格安SIMに比べて繋がりにくい場所があるというデメリットを持っています。
格安SIMは種類によって、料金・速度・機能で一長一短がある為、自分の用途に合わせて選ぶことが重要です。
iPhoneなどの最新端末が購入できない(楽天モバイル除く)
iPhone15など、最新端末を購入できるのは楽天モバイル含めたキャリアだけ。
MVNOはもちろん、サブブランドのY!mobileやUQ mobileでも購入できません。
MVNOやサブブランドで販売されている端末は数世代前のiPhoneや、OPPOやMotorola、Xiaomiといった格安スマホがメイン。
最新端末をお得に購入したいのであれば、楽天モバイル一択となります。
支払い方法が限定される(MVNOの格安SIM)
楽天モバイルやサブブランド、キャリアのオンライン専用ブランドはクレジットカードと口座振替に対応していますが、MVNOの格安SIMはほぼ支払い方法がクレジットカードにしか対応していません。
もし口座振替での支払いを選びたい場合は、MVNOの格安SIMを避ける必要があります。
店舗が少ない、ない
新キャリアの楽天モバイルやサブブランドのY!mobile・UQ mobileは店舗もたくさんあり、直接申し込みやサポートを受けられます。
しかしそれ以外の格安SIMは店舗がほぼありません(一部の格安SIMでは店舗があるが、数がかなり少ない)。
基本は全てオンラインでのやり取りとなる為、直接のサポートが必要な場合は避ける必要があるでしょう。
ちなみにahamoはドコモショップでの申し込み・サポートが可能です。
しかし1回につき3,300円かかる上、スタッフが行ってくれるのはあくまで補助に限り、端末操作は自分で行うことになります。
キャリア決済が使えない(MVNOの格安SIM)
MVNOの格安SIMはキャリア決済を使うことができません。
キャリア決済が使えなくてもクレジットカードや電子マネーでの支払いができる為、サービスが使えなくなることはないものの、キャリア決済を多用している人は不便さを感じるかもしれません。
新しいサービス利用時は特に、クレジットカードの情報を入れるよりもキャリア決済を使った方が楽ですしね。
格安SIMのメリット
上記のようなデメリットがありますが、それでも3大キャリアよりも格安SIMを使うべきだと断言できるメリットもあります。
- 料金が安い、通信費をかなり減らすことができる
- 選択肢が多く、自分に合ったものを選びやすい
- 家族割・光回線セット割を気にする必要がない
料金が安い、通信費をかなり減らすことができる
格安SIMのメリットは、名前の通り「格安」であること。
月3GBなら1,000円程度、20GBでも2〜3,000円で済みます。
キャリアに比べれば数千円単位で安く、家族みんなでキャリアから乗り換えると1ヶ月で1〜2万円も安くなることもあります。
さらに安いのは月額料金だけでなく、通話料や通話定額オプション、データ追加量も。オプション等で料金が高くなっている人は特に格安SIMに乗り換えることで通信費を下げることができるでしょう。
選択肢が多く、自分に合ったものを選びやすい
大手キャリアは数GB程度の小容量と無制限プランしかない為、自分に合った適切なプランを選びにくく、データ容量が足りなくても我慢せざるを得なかったり、逆に必要以上のプランを選んで通信費が高くなってしまう人が多いです。
一方で格安SIMはデータ容量がキャリアよりも細か分かれており、さらに会社も複数あるので自分に合ったものを選びやすいというメリットがあります。
家族割・光回線セット割を気にする必要がない
大手キャリアは基本料金がかなり高く、安く利用する為には光回線をセットで使ったり、家族複数人で利用する必要があります。
しかし格安SIMは基本的に気にする必要なし。
格安SIMによっては家族割や光回線とのセット割で安くなる会社もありますが、割引額自体はそこまで大きくなく、適用できなくても十分安い料金(大手キャリアでフルに割引を適用する場合よりも安い)で利用できます。
格安SIMには割引がない(もしくは少ない)というのは欠点ではなく、誰でも安く使えるという点でメリットなのです。
格安SIMへ乗り換える前の注意点
格安SIMに乗り換える場合、いくつか注意する点にも確認しておきましょう。
SIMロックががかかっている場合はあらかじめ解除
SIMロックがかかったスマホの場合、格安SIMでは同じ回線を使う会社からしか選ぶことができません(たとえばソフトバンクのSIMロックがかかっている場合、ドコモ回線やau回線は使えない)。
現在、どのキャリアでもSIMロックは無料で解除可能ですから、あらかじめ解除しておくようにしましょう、
なお、法改正により2021年10月以降に購入した端末はSIMロックがかかっていません。
しかし、下記に該当する場合はSIMロックがかかっている可能性があるので確認してみてください。
- ドコモ・・・2021年8月26日以前に購入した端末
- au・・・2021年9月30日以前に購入した端末
- ソフトバンク・・・2021年5月11日以前に購入した端末
MNPワンストップに対応していない格安SIMに乗り換える場合は事前にMNP予約番号を取得
MNPワンストップに対応している格安SIMに乗り換える場合は、わざわざMNP予約番号を取得などの準備をすることなく、そのまま申し込みをすることで番号を変えずに乗り換えることができます。
しかしMNPワンストップに対応していない格安SIMに乗り換える場合、現在契約している会社でMNP予約番号を取得する必要があります(乗り換え時に番号の入力が必要)。
MNPの予約番号は会社によって数日の時間を要する場合があり、かつ有効期限は15日という点に注意しましょう。
【MNPワンストップ対象】
- docomo
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- Y!mobile
- UQ mobile
- ahamo
- povo
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- センターモバイル
- LPモバイル
重視すべき項目・必須項目をあらかじめ確認
格安SIMはたくさんの種類があり、一長一短があります。
だからこそ、あらかじめ自分が何を重視するのかを考えた上で会社選びをすることが重要。
通信速度を重視するのに料金だけで決めてしまえば後悔する可能性は高いし、データ通信はそこまで使わないのに通信速度が速かったり20GBのプランを選ぶと無駄なお金を払うことになります。
また、口座振替での支払いが必要なら、口座振替に対応している会社から選ばなければなりません。
キャリアメールを継続利用するか決めておく
現在、各キャリアで「メール持ち運びサービス」があり、格安SIMに乗り換えてもキャリアメールを引き継いで使い続けることができます。
ただこのサービスは月330円の有料サービスである上、乗り換え後31日以内に申し込むことが必要。
月額料金を払ってでも使い続けたいのか、それともフリーメールを使っていくことにするのか、あらかじめ決めておくようにしましょう。
使っているスマホが対応している端末か確認
主要メーカーではない端末、古い端末を使っていて、格安SIMに乗り換え後もそのまま使い続けるつもりならあらかじめ対応しているか確認が必要。
iPhoneや人気アンドロイドであれば概ね対応しているので心配ないのですが、稀に対応していなくて乗り換え後に思わぬ不具合が起こってしまう場合があります。
端末の残債支払い方法を決めておく
キャリアで端末の残債が残っている状態で乗り換えたとしても、変わらず分割での支払いを継続することが可能です(2年後に端末返却して残債免除とすることも可能)。
一方で一括で支払って終わらせることも可能。
残債が残っている場合はあらかじめ、今後の端末の支払いをどうするか決めておきましょう。
なお、特に手続きをしない場合はそのまま分割払いが継続され、一括払いする為にはマイページ(解約後も利用可)で手続きする必要があります。
まとめ:格安SIMランキング
楽天モバイル |
・月額料金の安さと特典のお得度はトップクラス ・データ容量無制限で3,278円 ・端末代大幅割引あり、iPhoneは全キャリア最安 ・国内通話もオプションなしで無料かけ放題 |
公式サイト |
LINEMO |
・ソフトバンクのオンライン専用ブランド ・ソフトバンクと同等の安定した高速通信 ・3GB990円と料金の安さも◯ ・特典利用でかなりお得、LINEもデータフリー |
公式サイト |
mineo |
・20GBで2,178円と月額料金が安い ・最大1.5Mbpsでのデータ通信が使い放題 ・他社にはない便利・お得なサービスが充実 ・音声通話専用スマホとしても最適 |
公式サイト |
Y!mobile |
・ソフトバンクのサブブランドで通信品質◎ ・家族割や光回線とのセット割あり ・特に光回線ユーザーはかなりお得 ・データ繰り越しなどサービス面も充実 |
公式サイト |
ahamo |
・ドコモのオンライン専用ブランド ・ドコモと同等の安定した高速通信 ・110GB(4,950円)とヘビーユーザーにも◎ ・海外でも手続きなしでそのまま利用可 |
公式サイト |
通信速度や料金、サービスや光回線の有無などによってそれぞれ最適な格安SIMは異なります。
自分に合った格安SIMを選ぶことが満足度にも繋がりますから、自分が重視するポイントをあらためて確認して選ぶようにしましょう。