ドコモがオンライン専用ブランドとして提供しているahamo。メインブランドとして提供されているプランよりもかなり安い為、非常に人気があります。
本記事では、そのahamoについて、プラン・料金・通信速度などの詳細、メリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。
ahamoの評価、おすすめ度、総評まとめ
総合点 | 3.8/5.0 | |
おすすめ度 | 4.0/5.0 |
- ドコモの他プランと比較するとかなり安い
- 通信速度・安定性などの回線品質は◎
- 容量は30GBと110GB、小容量で十分なユーザーには適さない
- 楽天モバイル、MVNOの格安SIMに比べると料金は高い
- 留守電・電話転送・キャッチホンは使えない
- 通信品質(速度・安定性)を特に重視する人
- 他の家族がドコモのeximoを使っている人
- 海外でも使いたい人
ahamoの料金は、30GBが2,970円(5分以内の通話無料込み)。
ドコモのメインブランドのプランのようにドコモ光とのセット割・家族割といった割引適用の必要なく、メインブランドよりも安い料金で使えるオンライン専用プランです。
また安い料金でありながら回線はドコモのメインブランドと同じで、通信品質(通信速度や安定性)はかなり優秀。他の格安SIMのように速度の遅さに悩まされることがないというメリットがあります。
ただ最小容量が30GBとなっており、月数GBしか使わない場合にはもったいなく、留守電といった通話オプションもないといった点に注意が必要です。
ahamoの料金・サービス等一覧表
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
30〜200Mbps 時間帯関係なく安定 |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
端末同時 購入で割引 |
問い合わせは 基本チャット |
留守電・割込通話不可 データ繰越不可 |
通話定額 | eSIM | MNPワンストップ |
5分以内無料 |
利用可 |
利用可 |
ahamoの通信速度は概ね30〜200Mbps、5Gに繋がると300〜400Mbpsでます。
一般的にスマホは10Mbpsでれば十分快適、20Mbpsでていれば最高画質(4K)の動画もスムーズに視聴できますから、かなり快適に使えると言えるでしょう。
料金については楽天モバイルやMVNOの格安SIMに比べると多少高いものの、大手キャリアに比べるとかなり安いです。
ただ留守電や割込通話が使えなかったり、データ繰越ができない、問い合わせはチャットのみ(ドコモショップ利用時は3,300円かかる)といった、サポート・サービス面でキャリアのメインブランドやサブブランドに劣る部分がある点に注意が必要です。
ahamoの料金、割引、テザリングなどの詳細をチェック
ahamo | |
基本料金 | 2,970円/30GB 4,950円/110GB (5分以内の通話無料込み) |
ドコモ光セット割 | なし |
家族割 | |
dカード支払割 | |
学割 | |
家族間通話 | 有料(22円/30秒) |
通話定額 | 5分以内:0円 かけ放題:1,100円 |
事務手数料 | 無料 (店頭利用時は手数料あり) |
特典 キャンペーン |
5G WELCOM割 端末代最大△44,000円割引 |
留守電 | 利用不可 |
キャッチホン | |
電話転送 | |
eSIM | 利用可 |
MNPワンストップ | 利用可 |
データ繰越 | 不可 |
テザリング | 利用可、容量制限なし |
制限時 最大通信速度 |
1Mbps |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
ここからはahamoの料金等について、詳しくみていきましょう。
ahamoの料金
ahamo | 【※参考】 ドコモ |
||
eximo | irumo | ||
基本料金 | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 ※5分以内の 通話定額込 |
4,565円/〜1GB 5,665円/1〜3GB 7,315円/3GB〜無制限 |
550円/0.5GB 2,167円/3GB 2,827円/6GB 3,377円/9GB |
割引 | なし | 家族割 光回線セット割 dカード支払割 |
光回線セット割 dカード支払割 |
割引後料金 | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 ※5分以内の 通話定額込 |
2,178円〜/〜1GB 3,278円〜/1〜3GB 4,928円〜/3GB〜無制限 |
550円/0.5GB 880円〜/3GB 1,540円〜/6GB 2,090円〜/9GB |
ahamoの料金プランは30GBの一つだけ
ahamoの料金プランは30GB(2,970円)の一つだけ。そしてこれには5分以内の通話定額が含まれています。
通話定額込みであることを考えると料金はかなり安いと言えるでしょう。
もしメインブランドのirumo・9GBに5分以内の通話定額を追加すると2,970円〜。同じ回線を使うにもかかわらず、割引関係なく使えるahamoの方が圧倒的にお得です。
ただこの通話定額を外すことができないのが少しネックです。
ahamo大盛りオプションの利用で110GBまで増やすことが可能
ahamoには80GBを追加できる「ahamo大盛りオプション(月1,980円)」があります。
これにより合計110GBが4,950円で利用可能。
ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアメインブランドを除くと、ここまでの大容量を使えるのはahamoと楽天モバイルだけ。
他の格安SIMは20GB〜30GBが最大容量となっている為、大容量ユーザーにもおすすめです。
ただ楽天モバイルは3,278円でデータ無制限、ドコモでも割引を適用(ドコモ光セット割、家族割3人以上)すると4,928円であることを考えると料金は少し高めです。
割引(ドコモ光セット割、家族割、dカード支払割)
ahamo | 【※参考】 ドコモ |
||
eximo | irumo | ||
ドコモ光 セット割 |
なし | △1,100円/月 | △1,100円/月 |
家族割 | なし | 2回線:△550円/月 3回線〜:△1,100円/月 |
なし |
dカード 支払割 |
なし | △187円/月 | △187円/月 |
ahamoはドコモの他のプランと違い、各種割引の適用はありません。
ただ割引しなくても安く使えるのがahamoの良いところ。光回線の利用、家族での利用といった条件なしで使えます。
ahamoには学割なし
ahamoには学割はありませんが、ドコモには学割があります。
ahamo (30GB) |
ドコモ | ||
5GB | 10GB | ||
月額料金 | 2,970円 | 1,815円 | 2,695円 |
割引 | なし | dカード支払割 △187円 |
|
割引後料金 | 2,970円 | 1,628円 | 2,508円 |
特典 | なし | 12ヶ月間 毎月500ポイント |
12ヶ月間 毎月1,000ポイント |
対象年齢 | 全年齢 | 申込時15歳以下 (プラン利用は18歳まで) |
必要なデータ容量によっては、ahamoよりもドコモで学割プランを利用した方が安いです。
家族間通話、家族カウント有無
ahamoは家族間通話が無料となりません。
だた元々5分以内の通話定額が基本料金に含まれているので、5分以内であれば無料で通話することが可能です。
ちなみにeximoプランは、家族グループに入っているahamoユーザーにも無料で通話することができます。
またahamoは家族割による割引はないものの、家族カウントの対象になります。
その為、家族でeximoを使っている人がいる場合は割引額が増える場合があります。
通話定額
ahamoには基本料金に5分以内の通話定額が含まれており、オプション追加は不要。
時間制限なしのかけ放題にしたい場合は、月1,100のオプション料金がかかります。
事務手数料
ahamoの事務手数料は、新規・乗り換えともに無料です。
ただし、これはオンラインでの契約時のみ。ドコモショップで契約をサポートしてもらう場合、店頭利用料として3,300円かかります。
なおahamoのドコモショップ利用時は、あくまで「サポートのみ」となる点に注意が必要。
店員は画面を見ながら必要に応じて案内してくれるだけ、申し込み手続きはオンラインのページから自分で端末を操作しながら行うことになります。
ahamoの申し込みに難しい点はなく、簡単にできるので基本的にはわざわざ有料のドコモショップを利用する必要はないでしょう。
留守電・キャッチホン・電話転送
ahamoでは留守電・キャッチホン(割込通話)、電話転送といった通話オプションの利用ができません。
ビジネス等でこれらの機能が必要な場合、ahamoは避けましょう。
eSIM
eSIMとは、あらかじめ端末に組みこまれており、契約後に情報を書き込むことができるSIM。
SIMカードのように差し込む必要がなく、データのダウンロードだけで回線の開通ができる為、郵送等の必要がなく申し込み当日に利用開始することができます。
ドコモでは、eximo、irumo、ahamoのいずれもeSIMに対応済みです。
ただしeSIMは端末も対応している必要がある(iPhoneならXS・XR以降のシリーズ)点は注意しましょう。
MNPワンストップ
以前のMNP(番号を変えずに他社に乗り換え)をする場合、事前に乗り換え前の通信会社で「MNP予約番号」を取得する必要がありました。
しかし現在は「MNPワンストップ」と言われる、MNP予約番号の取得なしで単に乗り換え後の通信会社で契約手続きをすればOKという仕組みができています。
ahamoはこの「MNPワンストップ」に対応済み。
乗り換え前の通信会社も同様にMNPワンストップに対応していれば、MNP予約番号の取得は不要となっています。
【MNPワンストップ対象】
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- UQ mobile
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- センターモバイル
- LPモバイル
データ繰り越しは不可
ahamoにはデータ繰り越しの制度がありません。
月30GBもしくは110GBのうち、月末までに使い切れなかったデータ容量については消滅してしまいます。
毎月のデータ使用量に波がある場合、足りなくなったり、逆に大半を余らせてしまう可能性があるので注意が必要です。
制限時最大通信速度
ahamoは30GB(大盛りオプション利用時は110GB)を使い切った後でも、最大1Mbpsでの通信が可能。
この速度は快適と言える速度ではないものの、メールやLINEだけでなく、SNSやWebサイト閲覧、標準画質の動画視聴が可能な速度。
データ容量を使い切るとほとんどのネットサービスが使えなくなるといったイメージを持っている人は少なくないと思いますが、ahamoなら使い切った後でも色々なことに使えるのでかなり便利です。
テザリング
ahamoは手数料なしでテザリングが利用可。データ容量も最大30GB(大盛りオプション利用時は110GB)まで使うことができます。
データ容量を使い切った後は、テザリングでもahamoの制限時速度である最大1Mbpsとなります。
ahamoのキャンペーン・端末代割引
ahamoで行われているキャンペーンについて解説します。
5G WELCOM割で端末代が最大44,000円割引
ahamoでは、メインブランドのドコモと同じく5G WELCOM割という名称で端末代の割引、もしくはdポイント還元受けることができます。
人気端末の割引額は以下の通り。
MNP | 新規契約かつ 22歳以下 |
|
iPhone 16 | 5,500円 | 5,000ポイント |
iPhone 16 Pro | 5,500円 | 5,000ポイント |
iPhone 15(128GB) | 31,900円 | 20,000ポイント |
iPhone 15 Pro | 33,000円 | 20,000ポイント |
iPhone 14 | 9,900円 | 9,000ポイント |
Google Pixel 9 | 22,000円 | なし |
Xperia 10Ⅵ | 11,000円 | なし |
Galaxy A54 | 22,000円 | 20,000ポイント |
新規契約の場合は、端末割引ではなくdポイント還元であり、さらに22歳以下であることが条件です。
またiPhoneについては割引があっても、ドコモ(ahamo)自体の販売価格が高かったり、他社の通信キャリアの方が割引等が大きいことで実は安くない点にも注意が必要です。
ディズニープラスの月額料金から毎月990円割引(最大6ヶ月間)
ahamoを契約している場合、ディズニープラスという動画配信サービスで最大6ヶ月間、990円の割引を受けられます。
- スタンダードプラン:月990円→月0円
- プレミアムプラン:月1,320円→月330円
スタンダードプランであれば無料。ディズニー関連の動画が見放題なので、とりあえず使ってみると良いでしょう。
期間限定キャンペーンが頻繁に開催
ahamoでは、端末割引以外にも期間限定キャンペーンがよく開催されています。
開催中または以前開催されたキャンペーンには以下のものがあります(最新のキャンペーン情報は公式ページからご確認ください)。
- じゃじゃんとじゃんじゃんもらえちゃう祭り(抽選でAmaznギフトなどプレゼント)
- ahamo大盛り利用で1,980ptプレゼント
- 期間限定のdポイント5,000円分プレゼント
基本料金が安いこともあり、楽天モバイルやLINEMOと比べるとそこまでお得なキャンペーンは行いませんが、こういった期間限定キャンペーンはエントリーが必要な為、申込み後でも良いので確認するようにしましょう。
ahamoの海外利用について
ahamoは海外91ヶ国で手続き・追加料金等なしでそのまま使うことができます。
データ容量も特別な制限を課されるわけでなく、月内のデータ容量で利用可能。
ドコモの他のプラン(eximo、irumo)を海外で利用する為には有料オプションの手続きが必要(1時間200円〜、24時間980円)で、他のキャリアも同様(楽天モバイルのみ手続きなしで月2GBまで利用可)。
格安SIMだとデータ利用不可となっており、海外利用についてはahamoが特に便利であると言えるでしょう。
ただし、大盛りオプションにより月100GBまで使えるようになっている場合でも、海外で使うことができるのは月20GBまでとなります。
ahamoの通信速度実測データ
ahamoの通信速度実測データです。
4G回線接続時
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
10時台 | 65.1 | 8.56 |
11時台 | 25.9 | 3.13 |
12時台前半 | 75.1 | 6.48 |
12時台後半 | 32.1 | 3.35 |
13時台 | 16.9 | 6.25 |
14時台 | 39.2 | 9.14 |
15時台 | 19.9 | 6.07 |
16時台 | 63.1 | 8.18 |
17時台 | 32.1 | 7.77 |
18時台 | 43.3 | 8.12 |
19時台 | 154.4 | 15.6 |
20時台 | 241.1 | 24.1 |
21時台 | 129.0 | 18.1 |
平均 | 72.1 | 9.6 |
スマホの通信速度は下りで10Mbpsでていれば快適、20Mbpsで最高画質(4K)動画の視聴もスムーズにできるとされています。
それに対してahamoは4G接続時でも平均70Mbps超え。
ドコモのメインブランドと使う回線が全く同じなだけあって、速度は非常に優秀。回線が混雑する平日昼の速度低下も見られず、かなり快適に使うことができることがわかります。
5G回線接続時
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
① | 312.8 | 18.1 |
② | 151.1 | 10.9 |
③ | 296.3 | 18.1 |
平均 | 253.4 | 15.7 |
5G回線接続時の通信速度はかなりの高速。
ドコモ回線は5Gエリアがかなり広くなっており、繋がる頻度も多いというメリットもあります。
ahamoのメリット
ではここからは、ahamoのメリットについて確認していきましょう。
高い通信品質(通信速度が速い、繋がりやすく安定性も高い)
- 速い通信速度、平日昼の速度低下もなし
- エリアが広く、繋がりやすさも◎
- 5G回線エリアも広く、繋がる頻度が高い
格安SIMは料金が安い代わりに、通信速度が遅かったり、平日の昼など回線が混雑する時間帯で速度が極端に低下(1Mbps以下)となるデメリットがあります。
一方ahamoであればそういった心配が少ないです。場所・混雑状況・環境によって遅くなる場合もゼロではありませんが、格安SIMに比べると通信速度・安定性は圧倒的に優れています。
また5Gエリアも広いので、300Mbps超えの超高速通信を利用できる機会も多いです。
メインブランドのドコモと違い、割引なしで安く利用できる
ahamoの料金は20GBに5分以内の通話無料込みで2,970円。ドコモのeximoやirumoと違い、光回線とのセット割や家族割の適用なしで安い料金で利用できます。
ドコモだけでなく、auやソフトバンクといった大手キャリアは数GBで3,000円以上。
キャリアの高品質な回線が、この料金で使うことができるのはahamoの大きな魅力です。
海外でも追加料金なし、手続きなしで使うことができる
一般的にスマホをそのまま海外で利用する場合、キャリアやサブブランドは有料オプションに申し込む必要があります。
また、格安SIMの場合は海外での利用ができません。
一方、ahamoの場合は海外でも追加料金なしで利用可能、手続きすら必要ありません。
データ容量を使い切った後の通信速度が最大1Mbpsと速い
格安SIMの多くは、データ容量を使い切ると通信速度が128kbps〜300kbpsに制限される為、まともに使おうと思ったらデータ容量追加オプションを利用するしかありません。
しかしahamoの場合はデータ容量を使い切っても最大1Mbpsでの通信が可能。Webページの閲覧、SNS、標準画質の動画視聴などは可能な速度です。
万が一使い切っても、余計にお金をかけずに使い続けること可能な点もahamoのメリットの一つです。
ahamoのデメリット
続いてahamoのデメリットを見ていきましょう。
他の格安SIMと比べると料金は高い
20GB以上 | 100GB以上 | |
ahamo | 2,970円 (5分以内の通話定額込) |
4,950円 (5分以内の通話定額込) |
楽天モバイル | 2,178円 (国内通話無料) |
3,278円 (国内通話無料) |
IIJmio | 2,000円 | – |
mineo | 2,178円 | – |
他のキャリアと比べると安く使えるahamoですが、新キャリアの楽天モバイルや格安SIMのIIJmio、mineoなどから比べると通話定額が含まれていることを考慮しても高いです。
5分以内の通話定額を外すことができない
ahamoにはプランに元々5分以内の通話定額が含まれていますが、これを外して月額料金を安くすることはできません。
通話をよくする人にとっては問題ないものの、あまり通話をしない人、通話はLINE通話を利用する人にとっては月額料金がただ高くなってしまうだけになってしまいます。
30GBと110GBプランしか選べず、特に小容量しか使わない人だと向いてない
ahamoの基本プランの30GB、もしくは大盛りオプションをつけた場合の110GBいずれか。
月数GBで十分なユーザーにとって適するプランがありません。
3GB以内であれば1,000円程度使えるものがありますし、小容量しか使わないユーザーにとってはahamoのメリットである通信品質の高さがそこまで意味をもたないのでおすすめできないのが正直なところです。
データ繰り越しができない
サブブランドや格安SIMではほぼ翌月のデータ繰り越しが可能ですが、ahamoはデータ繰り越しができず、当月内で使いきれなかったデータ容量は毎月なくなります。
誰しも多かれ少なかれ毎月のデータ利用量は変動するものですが、データ繰り越しができればある程度柔軟に利用でき無駄なく使えます。
しかしそれができないahamoは意外と不便さがあります。
留守電・電話転送・キャッチホンが使えない
ahamoは留守電や電話転送、キャッチホンといったい機能を使うことができません。
Androidであれば伝言メモを使うことで留守電代わりに使うこともできますが(電源が入っている時のみ)、iPhoneだと代わりになる機能はなし。
仕事等でこれらの機能が必要な場合、ahamoは避けるようにしましょう。
キャリアメールが使えない
ahamoはドコモの他のプランと違い、キャリアメール(@docomo.ne.jp)の提供がありません。
その為、Gmail等のフリーメール等を使う必要があります。
ただし、ドコモから乗り換える場合は「ドコモメール持ち運びサービス(月330円)」を利用することで、引き続き利用することが可能です。
サポートは基本オンラインのみ、ショップの利用にはお金がかかる
ahamoは基本的にオンライン専用プランであり、申込みや問い合わせもオンラインのみ。
サービス改定により、現在はドコモショップでもサポートを受けることができるようになりましたが、1回につき3,300円かかります。
申込時も受けられるのはあくまでサポートであり、端末の操作は自分で行う必要があります。
その為、特別な理由がない限りはオンライン経由での申し込みをするようにしましょう。
まとめ:料金の安さと通信品質のバランスは◎
ahamoの魅力は、安い料金と優れた通信品質のバランス。
ahamoより安い格安SIMはもちろんありますが、通信速度が遅いなどのデメリットあり。快適性を重視するならかなりおすすめです。
ただ留守電が使えないなどデメリット部分もある為、それらを考慮した上で利用するかどうかを検討しましょう。