ソフトバンクがオンライン専用ブランドとして提供しているLINEMO。メインブランドとして提供されているプランよりもかなり安い為、非常に人気があります。
本記事では、そのLINEMOについて、プラン・料金・通信速度などの詳細、メリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。
LINEMOの評価、おすすめ度、総評まとめ
総合点 | 4.0/5.0 | |
おすすめ度 | 4.5/5.0 |
- ソフトバンク・Y!mobileと比較するとかなり安い
- 通信速度・安定性などの回線品質は◎
- 容量は3〜10GBと30GBのいずれか
- PayPayポイント還元など特典は◎
- 楽天モバイル、MVNOの格安SIMに比べると料金は高い
- 通信品質(速度・安定性)を重視する人
- コスパを重視する人
- LINEをよく使う人(LINEデータフリーがある為)
LINEMOは、ベストプラン(3GB:990円、10GB:2,090円)とベストプランV(30GB:2,970円)から選択可。
ソフトバンクやY!mobileよりも安い料金で使うことができます。
また安い料金でありながらキャリアが運営しているだけあって、通信品質(通信速度や安定性)はかなり優秀。他の格安SIMのように速度の遅さに悩まされることがありません。
PayPayポイント還元など、この価格帯では特典も良いので非常にコスパが良い通信会社です。
LINEMOの料金・サービス等一覧表
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
3GB:990円 10GB:2,090円 30GB:2,970円 |
30〜200Mbps 時間帯関係なく安定 |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
PayPay還元 LINEギガフリー |
サポートは オンラインのみ |
割込通話利用不可 端末購入不可 |
通話定額 | eSIM | MNPワンストップ |
5分以内550円 (ベストプランVは無料) |
利用可 |
利用可 |
LINEMOは通信速度がかなり優秀、概ね30〜200Mbps、5Gに繋がると300〜400Mbpsの速度がでます。
一般的にスマホは10Mbpsでれば十分快適、20Mbpsでていれば最高画質(4K)の動画もスムーズに視聴できますから、かなり快適に使えると言えるでしょう。
料金については楽天モバイルやMVNOの格安SIMに比べると多少高いものの、大手キャリアに比べるとかなり安いです。
LINEMOの料金、割引、テザリングなどの詳細をチェック
LINEMO | |
基本料金 | ベストプラン(1段階):990円/〜3GB ベストプラン(2段階):2,090円/〜10GB ベストプランV:2,970円/20GB |
光回線セット割 | なし |
家族割 | |
PayPayカード支払割 | |
学割 | |
家族間通話 | 有料(22円/30秒) |
通話定額 | ベストプラン 5分以内:550円 かけ放題:1,650円 ベストプランV 5分以内:0円 かけ放題:1,110円 |
事務手数料 | 無料 |
特典 キャンペーン |
PayPayポイント最大10,000円相当 通話定額7ヶ月無料 LINEギガフリー |
留守電 | セットで 月220円 |
電話転送 | |
キャッチホン | 利用不可 |
eSIM | 利用可 |
MNPワンストップ | 利用可 |
データ繰越 | 不可 |
テザリング | 利用可、容量制限なし |
制限時 最大通信速度 |
ミニプラン:300kbps スマホプラン:1Mbps |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
ここからはLINEMOの料金等について、詳しくみていきましょう。
LINEMOの料金
LINEMO | 【参考】 Y!mobile |
【参考】 ソフトバンク |
||
ベストプラン | ベストプランV | |||
基本料金 | 990円/〜3GB 2,090円/〜10GB |
2,970円/30GB | 2,365円/4GB 4,015円/20GB 5,115円/30GB |
【ミニフィットプラン+】 3,278円/〜1GB 4,378円/〜2GB 5,478円/〜3GB 【メリハリ無制限+】 5,775円/〜2GB 7,425円/〜無制限 |
各種割引 | なし | 家族割 光回線セット割 カード支払割 |
||
割引後料金 | 990円/〜3GB 2,090円/〜10GB |
2,970円/30GB | 1,078円/4GB 2,178円/20GB 3,278円/30GB |
【ミニフィットプラン+】 2,178円/〜1GB 3,278円/〜2GB 4,378円/〜3GB 【メリハリ無制限+】 3,278円/〜2GB 4,928円/〜無制限 |
LINEMOは3GB・10GBの2段階制プランであるベストプランと30GBのベストプランVから選択可。
メインブランドのソフトバンク、サブブランドのY!mobileのように割引はないものの、割引関係なしで安い料金で使えるのが大きなメリットです。
LINEMOは格安SIM並の料金でありながら、通信速度はキャリア並に速い為、総合的にかなり良いです。
ただ、割引有無(特にソフトバンク光とのセット割)・データ容量次第でY!mobileやソフトバンクを選んだ方が良い場合もあります。
選び方は以下の通りです。
割引(ソフトバンク光セット割、家族割、PayPayカード支払割)
LINEMO | 【参考】 Y!mobile |
【参考】 ソフトバンク |
|
ソフトバンク光 セット割 |
なし | 最大△1,650円/月 家族割と併用不可 |
△1,100円/月 |
家族割 | なし | △1,100円/月 2回線以降に割引適用 光セット割と併用不可 |
2回線:△660円/月 3回線〜:△1,210円/月 |
PayPayカード 支払割 |
なし | △187円/月 | △187円/月 |
上述した通り、LINEMOではY!mobileやソフトバンク光と違い、各種割引の適用はありません。
これはデメリットではなく、「条件を満たさなければいけない割引は関係なく、誰でも安い料金で使うことができる」というメリットです。
ただ、ソフトバンク光を使っている場合はLINEMOよりもY!mobileの方が安く使える点には注意が必要です。
学割はなし
LINEMO | 【参考】 Y!mobile |
【参考】 ソフトバンク |
|
学割 | なし | 1年間1,100円割引 (他の割引と併用可) |
【4GB】 翌月から1年間:1,078円 14ヶ月〜:2,266円 【20GB】 翌月から6ヶ月:1,078円 8ヶ月〜:2,728円 14ヶ月〜:3,916円 |
対処年齢 | – | 5歳〜18歳 | 5歳〜22歳 |
LINEMOには学割がありません。
一方、Y!mobileやソフトバンクは1年間だけ安く使うことができる制度があります。
家族間通話は有料
家族同士でLINEMOを使っていても家族間通話は有料。よく通話する場合には、通話定額オプションに加入する必要があります。
Y!mobileについても同様に有料で、家族間通話が無料となるのはソフトバンク同士だけとなっています。
通話定額
LINEMO | 【参考】 Y!mobile |
【参考】 ソフトバンク |
|
5分以内無料 | ベストプラン 550円 ベストプランV 無料 |
– | 880円 |
10分以内無料 | – | 880円 | – |
かけ放題 | ベストプラン 1,650円 ベストプランV 1,100円 |
1,980円 | 1,980円 |
LINEMOの通話定額は、Y!mobileやソフトバンクよりも安く設定されています。
また、ベストプランVはプランに5分以内の通話定額無料が含まれている為、追加料金がかかりません。
事務手数料は無料、初月料金は日割り
LINEMOの事務手数料は、新規・乗り換えともに無料です。
加えて、SIM再発行時の手数料、eSIM再発行時の手数料、解約手数料、MNP転出手数料のいずれも無料。
また初月の料金は日割りとなる為、月途中や月末での利用開始しても損がありません。
留守電・電話転送・キャッチホン
LINEMO以外のオンライン専用ブランド(ahamo、LINEMO)は、留守電や電話転送といった通話関係の機能を使うことができません。
一方でLINEMOであれば留守電や電話転送が有料オプションに申し込むことで利用可能です。
ただしキャッチホン(割込通話)の機能は利用できません。
eSIM
eSIMとは、あらかじめ端末に組みこまれており、契約後に情報を書き込むことができるSIM。
SIMカードのように差し込む必要がなく、データのダウンロードだけで回線の開通ができる為、郵送等の必要がなく申し込み当日に利用開始することができます。
LINEMOではもちろん対応済み。利用可能となっています。
ただしeSIMは端末も対応している必要がある(iPhoneならXS・XR以降のシリーズ)点は注意しましょう。
MNPワンストップ
以前のMNP(番号を変えずに他社に乗り換え)をする場合、事前に乗り換え前の通信会社で「MNP予約番号」を取得する必要がありました。
しかし現在は「MNPワンストップ」と言われる、MNP予約番号の取得なしで単に乗り換え後の通信会社で契約手続きをすればOKという仕組みができています。
ソフトバンクはこの「MNPワンストップ」に対応済み。
乗り換え前の通信会社も同様にMNPワンストップに対応していれば、MNP予約番号の取得は不要となっています。
【MNPワンストップ対象】
- docomo
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- Y!mobile
- UQ mobile
- ahamo
- povo
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- センターモバイル
- LPモバイル
データ繰り越しは不可
LINEMOにはデータ繰り越しの制度がありません。
月末までに使い切れなかったデータ容量については消滅してしまいます。
毎月のデータ使用量に波がある場合、足りなくなったり、逆に大半を余らせてしまう可能性があるので注意が必要です。
制限時最大通信速度
LINEMOの制限時速度はプランによって以下の通り。
- ミニプラン・・・最大300kbps
- スマホプラン・・・最大1Mbps
ミニプランの制限時速度は他の格安SIMと同程度であるものの、スマホプランは最大1Mbpsと制限時としてはかなり速い速度。
この快適と言えないまでも、メールやLINEだけでなく、SNSやWebサイト閲覧、標準画質の動画視聴は可能です。
データ容量を使い切るとほとんどのネットサービスが使えなくなるといったイメージを持っている人は少なくないと思いますが、LINEMOなら使い切った後でも色々なことに使えるのでかなり便利です。
テザリング
LINEMOは手数料なしでテザリングを利用することができます。
使えるデータ容量・制限時の速度もプラン通り。スマホプランなら制限時でも最大1Mbpsなので、パソコン・タブレットでも多少のことなら利用できます。
LINEMOのキャンペーン
LINEMOの特典・キャンペーンについて解説します。
ベストプラン(10GB)契約で、6ヶ月分の基本料金が全額戻ってくる
- 他社乗り換え(MNP)、新規契約が対象
- ベストプランの利用料金分(990円または2,090円)×6ヶ月分をPayPayポイントで還元
- PayPayポイント付与日は10ヶ月目
料金の安いオンライン専用ブランドや、格安SIMはキャッシュバック等のキャンペーンが行われないのがほとんど。
しかしLINEMOはかなりお得なキャンペーンをやってくれていて、低容量のベストプランについては実質6ヶ月間無料で使うことができます。
ベストプランV(30GB)契約で、6ヶ月間実質無料
- 他社乗り換え(MNP)が対象
- 17,820円相当(2,970円×6ヶ月分)のPayPayポイント還元
- PayPayポイント付与日は8ヶ月目
30GBのベストプランVでも6ヶ月間実質無料。
合計17,820円相当のPayPayポイントが還元されます。
5分以内の国内通話定額オプションが7ヶ月間無料
通常月550円かかる「5分以内の国内通話定額オプション」が7ヶ月間無料で利用可能。
合計、3,850円もお得になります。
なお、通常月1,650円かかる時間制限なしのかけ放題オプションを選択した場合は、7ヶ月間△550円の1,100円となります。
LINE MUSIC6ヶ月無料
通常月980円かかるLINE MUSIC、初回登録時から6ヶ月間無料で利用可能です。
LINE MUSICは音楽が聴き放題となるだけでなく、対象スタンプが使い放題といったメリトもある為、LINEMOに契約した際はとりあえず6ヶ月間だけでも使ってみると良いでしょう。
LINEMOの特典:LINEギガフリー、スタンプ使い放題
LINEMOは特典として、LINEに関して以下の2つの特典があります。
- LINEギガフリー
- LINEスタンプ使い放題
LINEデータフリー
LINEMOは、LINEアプリの以下の機能を利用した際のデータ消費量が0。
- LINEのトーク(テキスト、スタンプ、音声メッセージ、画像、動画、その他ファイルの送受信)
- 音声通話
- ビデオ通話
- トークのみんなで見る機能による画面シェア
- 各トークにおける設定・アルバム・ノートなどの表示・編集
- LINE VOOM(旧:タイムライン)の表示・投稿・シェア
- ディスカバー(写真・動画)の表示
- ウォレットタブのLINE Payの利用
- ウォレットタブのLINE家計簿の利用
- 設定および各項目の表示・編集
- 友だち追加画面の表示・各項目の操作・友だちの追加
- プロフィールの表示・編集・投稿
- 検索の利用
LINEトーク(テキスト)での送受信程度であればデータ通信量は少ないものの、画像や動画のやり取りやビデオ通話はそれなりのデータ通信量が必要。
しかしLINEMOはこれらの機能をデータ消費なしで利用できる為、ミニプラン(3GB)であってもLINEの利用に困ることがありません。
LINEスタンプ使い放題(スマホプラン)
スマホプラン(20GB)を利用している人に限り、通常240円/月かかるLINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)が無料で利用可能。
1,200万種類以上のスタンプが使い放題です。
LINEMOの通信速度実測データ
LINEMOの通信速度実測データです。
4G回線接続時
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
10時台 | 48.5 | 3.05 |
11時台 | 79.1 | 3.15 |
12時台前半 | 118.8 | 4.41 |
12時台後半 | 48.7 | 7.63 |
13時台 | 86.9 | 4.73 |
14時台 | 24.1 | 4.18 |
15時台 | 137.7 | 5.63 |
16時台 | 79.3 | 2.22 |
17時台 | 33.1 | 6.01 |
18時台 | 96.0 | 3.07 |
19時台 | 51.3 | 4.50 |
20時台 | 65.3 | 2.94 |
21時台 | 80.6 | 8.18 |
平均 | 73.0 | 4.59 |
スマホの通信速度は下りで10Mbpsでていれば快適、20Mbpsで最高画質(4K)動画の視聴もスムーズにできるとされています。
それに対してLINEMOは4G接続時でも平均70Mbps超え。
キャリアが運営しているだけあって、通信速度は他の格安SIMに比べてかなり優秀で回線が混雑する時間帯(平日昼)なども快適な利用が可能です。
5G回線接続時
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
① | 264.1 | 12.1 |
② | 358.4 | 14.4 |
③ | 199.7 | 9.96 |
平均 | 274.1 | 12.2 |
5G回線接続時の通信速度はかなりの高速。
まだ5Gに繋がるエリアは限られるものの、徐々に広がっています。
LINEMOのメリット
ではここからは、LINEMOのメリットについて確認していきましょう。
高い通信品質(通信速度が速い、繋がりやすく安定性も高い)
- 速い通信速度、平日昼の速度低下もなし
- エリアが広く、繋がりやすさも◎
格安SIMは料金が安い代わりに、通信速度が遅かったり、平日の昼など回線が混雑する時間帯で速度が極端に低下(1Mbps以下)となるデメリットがあります。
一方、LINEMOであればそういった心配が少ないです。場所・混雑状況・環境によって遅くなる場合もゼロではありませんが、格安SIMに比べると通信速度・安定性は圧倒的に優れています。
また5Gエリアもそれなりに広いので、300Mbps超えの超高速通信を利用できる機会も多いです。
ソフトバンクやY!mobileと違い、割引なしで安く利用できる
LINEMOは基本料金自体が3GBで990円、30GBで2,970円と、ソフトバンクやY!mobileのように光回線とのセット割や家族割といった割引の適用有無関係なく、誰でも安く使うことができます。
通信品質の良さを考えると、この料金はかなり魅力的です。
データ容量を使い切った後の通信速度が最大1Mbpsと速い(スマホプラン)
格安SIMの多くは、データ容量を使い切ると通信速度が128kbps〜300kbpsに制限される為、まともに使おうと思ったらデータ容量追加オプションを利用するしかありません。
しかしLINEMOのスマホプランならデータ容量を使い切っても最大1Mbpsでの通信が可能。Webページの閲覧、SNS、標準画質の動画視聴などは可能な速度です。
万が一使い切っても、余計にお金をかけずに使い続けること可能な点もLINEMOのメリットの一つです。
LINEがギガフリー、スタンプ使い放題
LINEMOはLINE利用時のデータ消費量がゼロ。
本来なら比較的大きなデータ量を使う写真や動画の送受信、ビデオ通話などをどれだけ使ってもデータの消費がない為、たとえ3GBしかないミニプランでもLINEについてはデータ容量を気にせず使うことができます。
ちなみに他の用途でデータ容量を使い切っても、LINE利用時は速度の制限がないのでビデオ通話等も途切れることなく利用できます。
キャンペーンが充実
他社から乗り換えると最大10,000円分のPayPayポイント還元など、この月額料金で利用できるスマホの中では、かなりキャンペーンが充実。
月額料金を含めたお得度はトップクラスです。
LINEMOのデメリット
続いてLINEMOのデメリットを見ていきましょう。
他の格安SIMと比べると料金は高い(特に20GB)
3GB〜5GB | 20〜30GB | |
LINEMO | 990円/3GB | 2,970円 |
楽天モバイル | 1,078円/3GB (国内通話無料) |
2,178円 (国内通話無料) |
IIJmio | 990円/5GB | 2,000円 |
mineo | 1,518円/5GB | 2,178円 |
LINEMOの2つのプランのうち、3GBののベストプランは他社と比較しても十分安いと言える料金ですが、30GBのプランのスマホプランは比較的高めとなっています。
もしより安く使いたい場合は、他の格安SIMを選んだほうが良いでしょう。
データ容量が30GBまで
LINEMOのプランは最大でも30GBまで。
30GBを超えるプランはない為、30GBでは足りない人にとって選べるプランがありません。
もし大容量が必要なら、楽天モバイル(無制限:3,278円)、ahamo(110GB:4,950円)のいずれかから選ばなければなりません。
ソフトバンク・Y!mobile・LINEモバイルからの乗り換えはキャンペーンの適用除外
PayPayポイントの還元などの条件は、他社からの乗り換え(MNP)もしくは新しい電話番号で契約。
同じ系列の会社であるソフトバンクやY!mobile、そしてLINEMOの前身であるLINEモバイルからの乗り換えの場合はキャンペーンが適用されません。
データ繰り越しができない
サブブランドや格安SIMではほぼ翌月のデータ繰り越しが可能ですが、LINEMOはデータ繰り越しができず、当月内で使いきれなかったデータ容量は毎月なくなります。
誰しも多かれ少なかれ毎月のデータ利用量は変動するものですが、データ繰り越しができればある程度柔軟に利用でき無駄なく使えます。
しかしそれができないLINEMOは意外と不便さがあります。
割込通話、キャッチホンが使えない
LINEMOは留守電や電話転送は使えるものの、割込通話・キャッチホンを使うことができません。
もしこれらの機能が必要な場合は他社から選ぶ必要があるでしょう。
キャリアメールが使えない
LINEMOはソフトバンクと違い、キャリアメール(@softbank.ne.jp)の提供がありません。
その為、Gmail等のフリーメール等を使う必要があります。
ただし、ソフトバンクから乗り換える場合は「メールアドレスち運びサービス(月330円)」を利用することで、引き続き利用することが可能です。
サポートは基本オンラインのみ
LINEMOはオンライン専用プランであり、申込みもオンラインのみ。問い合わせはチャットです。
ソフトバンクショップ、Y!mobileショップの利用もできませんし、電話でのサポートも利用できません。
端末とのセット購入ができない
LINEMOでは端末の販売がない為、契約と同時にセットでお得に購入することはできません。
PayPayポイント還元があるとは言え、楽天モバイルなら端末代の割引+楽天ポイント還元等があったり、ahamoなら端末代が44,000円割引となる特典がある為、機種変更を希望する場合は他の通信会社を選んだ方がお得に利用できる場合があります。
まとめ:料金の安さ・特典・通信品質が◎、おすすめ度はかなり高い
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドなだけあって通信品質が◎。その上で料金は安く特典も優れています。
自宅で光回線を利用するならLINEMOよりもY!mobileの方が料金、サービス等の観点からおすすめできますが、光回線とのセット割が適用できないのであれば、ぜひLINEMOはかなりおすすめです。